犬塚
 国分寺と法花寺の中間処に高さ一メートルばかりの犬塚という碑があります。
 昔、天平十三年に聖武天皇の勅願により創建された因幡国分寺、同法華寺に、どちらともなく一匹の犬が 飼われており朝晩の食事に鳴らす鐘の早い方へ行って残りの飯を食べていました。
 或時両寺の僧が、たわむれに示し会い、時を同じに食事の鐘を鳴らしました。 すると犬は国分寺に行こうか、法華寺に行こうか迷って遂に倒れ死んでしまいました。
 たわむれとは言え可哀想なことをしたと思い両寺の僧がその地に埋葬し木碑を立て犬の霊を慰めていたが、 享保年間に法花寺の名主、福田彦左衛門がこれを石碑に変えて供養しました。
石碑の裏面にその由来が刻まれています。


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